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自由に挑戦することで、

予想以上の成功が生まれる。

HUE & ATE(Advanced Technology and Engineering) Div. I.S.

東京大学工学部電子工学科卒業。ロータスデベロップメントジャパン/現在の日本アイ・ビー・エムに入社。米国本社でロータス・ノーツの開発にも携わる。2001年、アリエル・ネットワークの創業メンバーとなり、CTOに就任。その後、同社がワークスアプリケーションズの子会社となり、ワークスアプリケーションズのエグゼクティブフェローに。世界初の人工知能型ERP「HUE」開発のアーキテクチャー責任者を務める。現在はATE本部のパートナーとしてグローバルでの開発全体を指揮している。『パーフェクトJava』や『パーフェクトJavaScript』など著書も多数。

【Q】現在率いているATE本部の特徴を教えてください。

【A】ATE本部には、新たな挑戦に惹かれて自然言語処理や機械学習の分野等でトップクラスの実績や技術を持つ優秀なエンジニアが集まっています。しかも、私たちの開発組織の特徴はグローバル。上海、シンガポール等にも、日本と同様の役割を担う先端開発拠点があり、各国の優秀なエンジニアとチームを組みながら、HUEの開発に取り組めるのです。

当然、言葉の壁や場所・時間の隔たりがあるため、最初はかなり苦労しましたし、現在も常に試行錯誤しながら、最適な開発体制の構築を心がけています。その一方で、グローバルな多拠点でのコミュニケーションに苦労したことが、逆に良かったと思うことも多いです。例えば、HUEの中に組み込まれているエンタープライズタイムラインといったアプリケーションは、私たち自身のユーザー体験から生まれたもの。多拠点プロジェクト等における双・多方向コミュニケーションツールとしての利便性を追求しました。

また、HUEの開発において、私が全てを完全に把握し、全てを自分の思うようにコントロールしていたら、HUE自体、もっと平凡な製品になっていたかもしれません。実は、海外の優秀なエンジニアが思いついたことを自由に試したりしたことで、画期的なものが生まれたりもしたのです。

その代表例が、業務の上でエクセルが必要になくなるエンタープライズスプレッドシート。これは上海拠点のトップエンジニアが自発的にHTML5のCanvasという技術を試したことから生まれました。2013年当時まだCanvasが本流になるかどうかわからなかったため、私が指示をしていたら、違う技術を使用したと思いますし、これほどの性能を持つアプリケーションにはなっていなかったと思います。だからこそ、開発体制が整ってきた現在も、そういった自由に挑戦できるような部分は敢えて残すようにしているのです。

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【Q】どのようなエンジニアを求めていますか?

【A】特定の技術分野に強いエンジニアや、プログラミングが好きできれいなソースを速く正確に書けるエンジニア、UI等を考えるのが好きなエンジニア、縁の下の力持ち的な存在で運用設計を考えるエンジニア、プロジェクトマネジメントが得意なエンジニア等、様々なエンジニアがいていいと思っています。よくある普通のシステムを開発するのであれば、平均的なエンジニアだけを集めれば大丈夫ですが、私たちが開発しているHUEはこれまでに例がない革新的なERPです。尖がったエンジニアたちによる集合知や新たな発想が欠かせません。たとえ個人としてバランスがとれていなくても、組織全体としてバランスが取れていればいいと思っています。

記事の詳細:http://career.worksap.co.jp/hue_tech/ja/interview/inoue/